【続】天国に近い場所

いざ、キャバ嬢!

数週間後

10月に入った最初の土曜日。

いよいよ、私たちが通う高校の文化祭一日目が幕を開けた。


私たちのクラスの“キャバクラ”は、初日から大盛況!

午前中から満員で、私と夏莉は裏方に回りてんてこ舞いだった‥





「おいしぃ」


午後。

休憩をもらった私と夏莉は二人で他のクラスを回り、食べ物を買ったりして文化祭を楽しんでいる。

今は屋上で買った食べ物を広げ、二人でバクバク食べまくり中…





「へぇ、どのクラスも結構うまく作ってるねぇ♪」


夏莉が、タコ焼きをもぐもぐ食べながら言う。
< 204 / 499 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop