先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
あたしはブンブンと顔を横に振った。
「あ、あたし、大浴場行ってくる!」
言うなり、お風呂セットをまとめると、部屋を飛び出した。
はあ~、危なかった。
あたしはドキドキする心臓を押さえた。
祐輔なら、ホントに一緒に入ろうとしかねない。
でもでもでも!
あたしにはまだ、その勇気はないよ~!!
お風呂で念いりに体を洗って。
あたしは火照った体に浴衣を巻き付け、部屋に戻った。
「…ただいま」
「おかえり」
祐輔も戻っていて、部屋のテーブルにはご飯が並べられていた。
「おいしそ~!」