「ただいま」




『お帰り 咲ちゃん 買い物出来た? お腹すいたでしょ? ご飯作るね』




「あっ ご飯知り合いに会って食べて来ちゃった ごめんね」




『そっかぁ てか謝る事ないよ てかご飯言ってもラーメンとかしかないけど笑』




そう言い真はお湯を沸かしカップラーメンに注いだ。




「栄養偏るよ?」




『もう偏ってるけどな 笑 心配してくれてありがとう』




真は咲の頭をポンポンと叩いた。




『お風呂も溜めたるから先入っていいよ』




「じゃあお風呂入る」




『タオルお風呂場にあるからね』




「うん ありがとう」




咲はお風呂場へと行きお湯に使った。




今日の事を思い出す。




「体は求めない ご飯やドライブかぁ…… 真の家にいてもお金は多少は必要だよね……」




咲の心は揺れ動いていた。




「ここにずっと居る訳にもいかないよね……」




色んな思いが巡ったけど悩んだ末、咲はパパとしてつき合う事に決めた。
 
 
 
 
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