ハナミズキ~先に去ったあいつへ~
教室が静まり返った…

水滴の音も響く程の静けさだった。
教務主任:
「昨日の夜、病気で療養中の広夢君が亡くなりました…」

席の後ろの方から泣き声と嗚咽が聞えてきた。

教務主任は、通夜や葬式などの日程が決まりしだいまた報告すると言い、教室をあとにした…

バタン…

扉が閉まる音が聞こえた。

教室の中では全員泣いていた。

おれとゆうとやっちを除く全員が泣いていた…
< 170 / 195 >

この作品をシェア

pagetop