Smoke ♥ Kiss
ふと、ある事を感じて、視線を手紙に戻した。
あいつ、マジで俺のこと好きだったのか?
それにしては、だいぶ拒まれてねぇ??
もしかして.....間違って俺に届いてたのかなぁ。
なんて、まさかな!!
けど、もしそうだとしたら、相手はおそらくあいつ。
工藤 章....しかない。
新入生代表だっただけあって成績優秀。
運動は出来るのかはわからないが、容姿端麗ときたら、もてないわけがない。
しかも、バカな鈴音のことだから、ホイホイついていきそうだ。
俺はまた手紙を見て、大きくため息をついた。