Smoke ♥ Kiss



密かに心の中で葛藤を繰り返してるうちに、鈴音はまた覗き込んでくる。

うおぉぉぉーーーー

と叫びたいところだが、結局グッと堪えて笑ってみせた。




―――もし、さ、

鈴音が「不良」よりも「優等生」を選ぶとしたら、
いや、なんとなく、そうなる気がする。

だから、今の俺は抑えないと、な。










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