Smoke ♥ Kiss
気付くと、タバコの香りに包まれていた。
すぐ後ろには壁。
目の前には、先生の顔。
......!?
突き飛ばそうとした瞬間、舌が入ってきた。
力が抜けて、声が漏れる。
「あっ、やっ....!?」
先生の顔が離れて、座り込みそうになったあたしを、たくましい腕が支えていた。
「わりぃ!つい....」
つい??どーゆーこと?
なんで先生に、キス、されたの?
「これからは『恭祐』って呼べよ?」
意味がわからないあたしにもう一度キスして、先生は去っていった。