冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~



「先生って、独り暮らしだよね?お母さん達はどこに住んでるの?」





「フランス。」





「えーっ?!」

ナデシコは、驚いて立ち上がった。

「帰国してくる…みたいなこと言ってたけど、俺には関係ない。」


「先生、ちゃんと親に会ってあげてね。両親ともいるんだから。」


「あぁ、お前も会うか?」



「本当に?!やったぁ!
ツバキとスイレンも誘っていい?」



崎冬馬は頷くと、小さくため息をはいた。



……またいろいろ挨拶に回らされるんだろうな……





< 104 / 192 >

この作品をシェア

pagetop