『携帯彼氏』の災難!?
―その夜。

不思議な夢を見た。

ハズミが出てきた。

ライトブルーのケータイを握り締め、項垂れている。

『…メン。ゴメンなさい』

そしてずっと謝っていた。

ケータイの画面には、

(ずっと好きだった。愛してる)

と写っていた。
< 72 / 92 >

この作品をシェア

pagetop