ゆりかごのなか





俺は真っ直ぐに公園の入り口から見えるドッグランに向かう





キイッ







ブランコが揺れるような音がして、そちらを振り返る





キイッ





風に揺られているだけだが、なんとなく不気味だ





キイッ






多少気になりながらも、再びドッグランへ足を進める





キイッキイッキイッキイッ






――!?!?




ばっとブランコを見る




そこには







さっきまで青かったブランコ






しかし、今目の前にあるのは









赤と呼ぶにはあまりにも毒々しく黒ずんだ色のブランコだった




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