イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
何で俺まで楽しみにしてるんだ。




俺は生徒には全く興味はない、ないはずだ。




俺は家庭調査表を見て叫んでしまう。




『あ、あ、えぇ、三浦阿南ってあの三浦印刷。』




沼野先生が素早く反応した。




「三浦印刷知ってるんですか?



確かこの学校の印刷物はみな三浦印刷ですけどね。」



三浦祐介は高校と大学が一緒だった。




高校生の時よく祐介のうちに遊びに行った。




その時、祐介の家にいた小学生の可愛い女の子。




あーちゃんがもしかして阿南?




あーちゃんは何故だか俺がお気に入りらしく、




色んなとこに遊びにも行ったし、




一緒に風呂も入った。




確か、祐介の部屋に泊まった時あーちゃんも一緒に寝たいと言って、




一つ布団で寝た事もあったよな。




祐介と大学は一緒だったが、目指すものが違いあまり話す機会がなくなった。




ここ最近は連絡はとっていない。




阿南は祐介の妹だったんだ。







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