《短編》ヤンキーの姉2



どんな子でもいい。

家族として仲良く出来ればいいなぁ。


そうと決まれば最初が肝心!

最初はとびきりの笑顔で「これからよろしくね」だ。


最初さえ良ければ後はよっぽどのことがない限り嫌われたりしないよね?



そうして意気込んでいると、やっと待ち人が現れた。


「ごめんなさいね、遅くなって」

義母の声にあたしは笑顔で声の方を見、そして固まった。


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