水色の運命
第四章
ノンとユウキは
行き着けの店で2人で食事をしていた。


少しオシャレな和食屋のいつもの席。


「今度、友達同士集まるからおいでよ」

ユウキの誘いにノンは
戸惑った。

そして

「知らない人ばっかの席に行きたくない」

そう断りを入れた。


「みんな彼女連れてくるのに…」

ブツブツ言いながら
ユウキはハシを置いた。


すんなりとは行かなかったが
何とか拓人とは別れて
ユウキの彼女になれた。

拓人は最後までしつこくストーカーのような行動までしていた。


自宅やバイト先まで押しかけたり
昼夜かまわず電話を鳴らす。


そのおかげで
"情"さえもきえた。


「警察に被害届出すからね」

その一言で
ストーカー行為を終わらせてくれた。
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