愛*Scream*幼馴染みと甘々ラブ*


「って!菜美、顔が少し赤いよ。熱あるんじゃ!?」


「大丈夫だよ、光樹。それよりついたよ。」



絶対大丈夫じゃない!
少し顔が赤いし、熱がありそう。
それを誤魔化してまで、アイスが食べたいのか?


取り敢えず、アイス食べたらさっさと帰って寝かせよう。
ここまできて、アイスを食べさせないで帰るのはかわいそうだし。

それに、俺ができるだけ菜美の側にいたい。
もう少しゆっくり時間がたてばいいのにっていつも思う。



菜美の隣を歩く時は、必ずゆっくり歩く。

その理由は、菜美の歩幅にあわせてるのもあるけど……


一番の理由は俺が出来るだけ長い時間菜美から離れたくないから。


嗚呼、俺ってどこまで乙女なんだ…。


< 16 / 31 >

この作品をシェア

pagetop