*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
*好き*
しっかり、朗慈にくっついたまま。




朗慈は、わたしの腕をゆっくりほどきはじめる。




やっぱり、だめなの?




くっついちゃだめ?



わたしが、不安げに朗慈の様子を見ていると



朗慈は、そっと、わたしの手をとった。



手をつないでくれる。




わたしは、泣きながら朗慈に手を引かれ歩き出した。





今日はもう、学校にはもどらない




朗慈も、わたしが離さないから一緒に帰ることになった。







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