妹とカノジョ。

泣き出した私に、
遥ちゃんが心配そうな顔をする。

「紗緒‥
とにかくさ、亮君に聞いてみるしかないよ。

ちょっと勇気がいるかも
しれないんだけど‥」


「‥迷惑じゃない?」

「だって、このままじゃ
後悔するもん!
ほら、掃除ん時、二人しかいないんだから言えるよ!」


「わかった!
私、頑張るよっ」

「頑張ってね!応援してるっ」
< 46 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop