赤い糸
「やったぁ!!渚!また同じ高校通えるな!!」


「うん!!!嬉しい…」


私の目から涙が出た。


嬉しすぎて…





「泣くな~…
本当泣き虫だな…」


優ちゃんは私の頭を撫でてくれた。



「だって…
嬉しいもん…」



「今、抱きしめたいけど無理だな。」


優ちゃんはそう笑った。


…バカ…



「さ!帰るか!!番号見たし。」


「うん!!!あ!その前に電話する。お母さんに!!」


私はそう言ってお母さんに電話した。



< 224 / 242 >

この作品をシェア

pagetop