僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
ナンパ……。
顔は整っていてかっこいいが茶髪にピアスを幾つかしていて、チャラい感じの男。
「すっすみませんっ!急いでるんで!」
私はダッシュで男から逃げた。
「はぁ……はぁ……」
なんか知らんが適当に走ってたら浜辺についた。
大きな荷物を持って走ったから滅茶苦茶疲れた……。
「つ、疲れた……」
私はそのまましゃがみこんだ。
もう散々だ……なんでこんな目に合わなきゃいけないんだ。
いっくん家……どこ……?
今日は野宿か……?
「はははっ……」
私は一人苦笑いをした。