秘密な契約と掟破りな愛【続】

その女性はロビーに入る気配はなく、ただ立ったままで丸で誰かを探しているかの様に辺りを見回している。



その容姿は小柄でベビーフェイスの様なふんわりした感じのオーラが出ている。可愛い感じの人ね。



私が横を擦れ違うと、お互いに軽く一礼をして私は部屋へと入って行く。



昔の私を見ているみたいだった。よく慎矢さんの事を待ってたわね。何だか凄く懐かしいわ。



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