秘密な契約と掟破りな愛【続】
「竜崎朱里さん。どうぞ」
「…朱里。何やってる。呼ばれてるぞ」
「え?あ…ま、またやっちゃった…行って来ます」
毎回そうなのよね。竜崎って苗字にまだ慣れてなくてたまにスルーしてしまう事があるのよね。
名前を呼ばれるのは好き。だって…愛する人と同じ苗字なんて…凄く嬉しいから。あ、私結婚したんだって改めて実感する。
診察室へ入ると診察台へと上がり、診察を受けた矢先、医師達がそわそわと慌ただしくなった。
な、何?どうしたの……?