秘密な契約と掟破りな愛【続】

「…何か考え事でもしてんのか?」



食事が終わりコーヒーを飲みながらテレビを見ていたら慎矢さんが私を見つめて問い掛けて来る。



「いいえ…どうして?」


「お前見てたらわかる」


「…………今日ね……署へ行った時…」


「……………あの場に居たのか」



私はコクンと頷いた。やっぱり…凄く気になるから…。私は慎矢さんに……安心させて欲しいの…。



あなたの言葉が欲しい…。



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