私は街外れにある仕立て屋です
作製依頼
「ドレスもティアラも自画自賛で申し訳ないのだけれど、大変良く似合うと思ってるのよ〜、ただね、




が難しいのよ!

此のドレスとティアラには、どの様な形でどの様な色が合うのか難しいのよね!
だから貴方に、此の
ドレスとティアラに一番合う靴
を造って貰いたいの!

貴方なら出来るわよね?!」


「かしこまりました、早速その
お嬢さんのイメージと、ドレスやティアラのイメージに良く合う靴
を造らせて頂きます」

「貴方のセンスと腕を見込んで頼みますね」

「有り難う御座居ます。私にお任せ下さい。期限は何時迄ですか?」


「今度の土曜日が舞踏会なので、それ迄には間に合わせてね」


「はい、それ迄には間に合わせます」

「それでは頼んだわよ」


「かしこまりました、有り難う御座居ます」

カランカラン


魔女は帰った。
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