[完]俺様とお姫様の約束
それよりこのごろ智也が家にこなくなったんだよな。


まあうるさいやつがいなくなってせいせいしているけど、この前久しぶりに来たと思ったら、聖華と手繋いできてやがるんだよ!!
それも自分家みたいに


「ただいま〜」


「ここはお前の家じゃねぇ!」


「まあまあいいじゃん!凛ママは?」


「母さんならキッチンにいる。でもよなんで聖華と手繋いでるんだよ」


「そんなにあせらないで潤さん!!」


「お前に聞いたのが間違いだった。聖華もしかして」

「潤、そのもしかしてだよ!」


「マジか!聖華もっとましなやつを彼氏にしろよ!!」


「ちょっ潤何を言ってやがる!!それに聖華も笑うな!!」


「だって本当のことだもん!!やっぱり潤みたいな人がよかったかな?」


「そんなやつやめて俺の彼女になるか??」


「もう潤も聖華もあんまり智也をいじめないの!」


「凛ママ〜〜」


「もうもっとしっかりしないとホントに潤にとられてしまうよ」


「凛ママまで・・俺舜さんみたいな男になります!」


「「「無理」」」


「3人ともひで〜〜〜」


「智也、舜みたいとかじゃなくて智也が思う自分にならないと」


「はい」


「それでお前は母さんに励ましてもらいに来たのかよ」


「うんにゃ。僕たち付き合っています」


「みれば分かるし」


「よかったね。お幸せに」


「「ありがとうございます」」
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