【禁断の恋】赤い嘘【完】
「そうだったらすごい嬉しいんだけどね」


星矢が自分と同じ気持ちだったならばどんなに幸せだろう。


でも現実は違うんだ。


「あのさ……姫華、こんな時に言うのもあれなんだけど……」


今まで見た事がないくらい真剣な表情を浮かべ私の目を見つめる茜は信じられない言葉を発した。

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