【禁断の恋】赤い嘘【完】

禁忌を犯した二人

星矢の温かい唇が私の唇に重なった。


そっと目を閉じるとすぐに星矢の舌が私の口内を犯していく。


今までこういう経験のない私にとって、星矢の舌に自分の舌を絡ませるような器用な事は出来るはずがなくて。


「無理すんなって」


必死で星矢の動きについていこうとしている私に星矢は表情を緩めクスッと笑った。
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