いぢわるなアナタ〜隣のイケメンくん〜
落ち着きを取り戻した私は孝ちゃんと歩いて家へ戻る。



「ねぇ莉子、兄貴のどこがよかったの?」


「え?」


「だって頭なら修兄のがいいし、建兄のがスポーツもできるし、オレのが男前だろ」



ニカッて笑う孝ちゃんはもういつもの人懐っこくて可愛い孝ちゃんだ。
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