告白
私と小説

単なる現実逃避。



頭の中で想像し、組み立てることの至高の悦び。


空想・夢想。


浮かんでくるのはハッピーエンドばかりなのに、

いざペンを握って綴ってみれば、いつの間にか別れは必然になる。



単なる美意識の問題なのか
それとも、自分の作る物語にさえ、嫉妬していたりするんだったら、


なんて浅ましい。


卑小な。



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