小悪魔王子。
けれど、急に店員っぽい男がその人と絡んでいて俺の貴重な時間を台無しにした。









あの人だけで十分だったのに









今日はもう帰ろう。









そう思った俺は苛立ちを椅子に込めて「ガタンッ」と音を出し立ち上がって店を出ていく。









俺は明るい通りの道から少し暗い裏道へと歩を進めた。
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