約束-promise memory-
「…どうかしたのか?」
「いや、何でもないんだ…なぁ塁、悪いけど一緒に飲み物買いに行かないか?」
「え?あ、ああ…いいけど」
何でだろう。
何で話してくれないんだろう。
明らかに、私に隠そうとしている壱の行動がなぜか悲しかった。
私は…壱の力になれない。
友達に戻れたつもりだったのに。
茜達にも、「2人で行ってくるから、何が飲みたい?買ってくるから!」と、壱は言った。
私はこれ以上、壱には何も聞かなかった。