秘密の誘惑
部屋へ入ると裕美はいなかった。


自分の席に着くとやりかけの仕事を始める。


仕事を始めてすぐ電話が鳴った。



裕美からは支社長は接客中の時、緊急でない場合は折り返し電話をかけると言うように言われていた。



受話器を置いてパソコンを見ると再び電話が鳴る。


その繰り返しでなかなか仕事ははかどらなかった。


支社長ってこんなに忙しいんだ・・・。


裕美は数分後戻ってきたが電話には出てくれない。


はぁ~ 下っ端の仕事って訳なんだね。


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