秘密の誘惑
「し、支社長!」


慌ててイスから立ち上がった萌にディーンは近づきパソコンを覗き込んだ。



そして厳しい顔をして大きく首を横に振る。



え・・・なんか間違ってた?



厳しいディーンの横顔に萌は焦る。



「この書類は来週でいいはずだが?」



「でも柏木さんが・・・」



「私が言っているのだから間違えない 柏木くんには明日私から言っておこう」



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