秘密の誘惑

ディーンの希望

目が覚めるとディーンは隣にいなかった。


起きてるんだ・・・。


隣にいない事がとても寂しく感じる。


身体を起こし両腕を身体に回し、俯くと胸に赤く咲いた花が見えた。


ディーン・・・。


ポッと頬を赤らめた萌はシーツを巻きつけバスルームへ行った。





ふかふかの高級なバスタオルを身体に巻いて出てくると何か身につける物はないかと探す。


あ・・・。


ドアの内側に女性物のシャンパンピンク色のサテンのローブがかけられていた。



それを身につけ、鏡を見るとなんだか恥ずかしかった。


「萌」


いつの間にかドアが開いていて、壁に寄りかかったディーンが立っていた。



「ディーンっ!」


思わず前を隠すように腕を動かす。



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