秘密の誘惑
めくらめっぽうに出口に向かって出た先は朝倉ホテルの自慢の庭園だった。


何とか吐き気を堪えて誰もいないベンチを見つけそこに座る。



あの人の言っている事は本当?


あ!避妊・・・


あの人の言うとおり避妊してくれていなかった。


ディーンが子供を欲しがっている。


それは普通だと思う・・・けれど・・・。


今朝の男の子に笑いかけるディーンの笑顔を思い出した。


あたしはディーンに愛されていないの?


子供が欲しいからあたしと結婚するの?


あたしに興味がないから1年間待てたの?



萌の心の中に疑問が渦巻いた。



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