秘密の誘惑

教えて

「・・・ディーンは子供が欲しいの?」


最初から説明するつもりが、そんな言葉が出てしまった。



「いきなりどうした?」


「・・・・」


突然、胃がきりきりと痛み始め、萌は立ち上がり主寝室を急いで出た。



「萌っ!」



洗面所に手をついて荒い息をついている萌の顔に、ディーンは冷たいタオルで拭う。



「胃が痛むのか?」



萌は力なく首を横に振った。



「大丈夫・・・」



「少しも大丈夫に見えない」


ディーンは萌を抱き上げると主寝室へ向かう。


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