【詩集】私の言葉、私のカケラ
帰り気をつけてね
ばいばい、って手ぇ振って

乗り込んだバス

しばらくして震えた携帯

そこには一通のメール

開いてみると、たった一言。

「帰り気をつけてね」

付き合ってもないのに

君はいつも優しい言葉をくれるんだ

言葉が胸に甘く溶けていく
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