ツギハギの恋
カラオケも残り時間あと僅か。
10分前の連絡でレミはトイレに向かった。
あたしがラストの曲を選んでいると不意にユリがあたしの肩の辺りで制服をつまんだ。
「ミリ、白髪?服についてた」
「えっ?」
ユリのつまんだ髪の毛を見るとひなたの毛色だった。
「あ、たぶんそれ犬の!」
あたしはごまかしてユリの指から髪の毛をつまんで捨てた。
明らかに犬の毛じゃないだろう人間のひなたの毛……。
それに気づいているのか、いないのかユリは会話を続けた。
「あれ?ミリって犬飼ってた?」
「うーん最近飼いだして……」
「うそーあたし犬、超好きー!何犬?」
「ヨークシャーテリアかな……たぶん」
「見たーい。今度、ミリんち行ってもいい?」
「え、あー……いいよ?」
予想外のユリの食いつきにあたしは苦笑いで受け流した。
ユリに犬のひなたを見せても人間のひなたは見せたくない……。
10分前の連絡でレミはトイレに向かった。
あたしがラストの曲を選んでいると不意にユリがあたしの肩の辺りで制服をつまんだ。
「ミリ、白髪?服についてた」
「えっ?」
ユリのつまんだ髪の毛を見るとひなたの毛色だった。
「あ、たぶんそれ犬の!」
あたしはごまかしてユリの指から髪の毛をつまんで捨てた。
明らかに犬の毛じゃないだろう人間のひなたの毛……。
それに気づいているのか、いないのかユリは会話を続けた。
「あれ?ミリって犬飼ってた?」
「うーん最近飼いだして……」
「うそーあたし犬、超好きー!何犬?」
「ヨークシャーテリアかな……たぶん」
「見たーい。今度、ミリんち行ってもいい?」
「え、あー……いいよ?」
予想外のユリの食いつきにあたしは苦笑いで受け流した。
ユリに犬のひなたを見せても人間のひなたは見せたくない……。