揺心 ‐Ⅱ‐
え………??


「てゆうか、双子?」


やだ……

やだよ……

言わないで………



私は本能的に足を走らせた。



「おいっ!! そっちは………!!」



柊のその言葉を最後に、私は三階の教室のベランダで足を滑らせ、落下した─────





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