草食系部下と私様上司
「いい?
男は仕事して、なんぼ。
認められてなんぼ」

「はい…。」


当たってるだけに、反論出来ない俺。


「男は…顔じゃないのよ?
可愛いって、チヤホヤされて渡って行ける程、この不況の世の中甘くないわよ?」


「はい……。」


段々、凹んできた。

「そんな、ショボンとしたって可愛くないわよ。
悔しいなら、仕事しなさいよ!」


「はい!」


散々俺を凹まして、上川さんが給湯室を出て行った。



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