Chain〜切れない鎖〜
月と太陽
隼人はハチャメチャな明るい男だった。
いつも大音量で喋り続けていた。
その様子はまるで歩くスピーカー。
そんな隼人の隣にかずくんはいつもいて、ただ黙って隼人の話を聞いていた。


正反対の二人。
あたしとかずくんも似てないが、隼人とかずくんは昼と夜ほど異なるものだった。

よく気が合うなと見ていて思う。
それでも本当に仲良しなんだろう。
つまらなさそうにだが、かずくんは黙って隼人の話を聞いていた。
時々相槌を打ったりして。
そして隼人はいつも楽しそうに騒いでいた。



二人の間には独特の空気があって、二人はそれを満喫しているようにさえ思えた。
その空気に、あたしも知らない間に惹かれていた。



男は嫌い。
関わりたくない。
そう思っていたのに、この二人には積極的に関わろうとしている自分がいた。


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