年下彼氏。*ハツカレ*


「貴様っ!」


お兄ちゃんの目があたしたちの繋がっている部分に食い入った


ぁ・・・ヤバい

そう感じた、通りお兄ちゃんは大股であたし(たち)に近づいてきて、わざわざ繋いでいる手を放して千颯くんに向き合った

あたしはお兄ちゃんの背中に隠された


「お、お兄ちゃんっあ、あのねっ!」

「玲は黙りなさい」

「ぁ、うっ・・・」

「お兄さん、だったんですか?・・・良かった」

「なにぃ?」

「初めまして、玲さんとお付き合いさせてもらっている、幸村って言います」




< 100 / 211 >

この作品をシェア

pagetop