年下彼氏。*ハツカレ*
chapter.9 おさいふ


「ん・・・」

「玲・・・」

「ぁ、ち、ち、ちは・・・く、ん」


久し振りに2人であたしの部屋に帰ってきただけで、あたしは嬉しかったのに・・・

千颯くんとソファーでまったりとしていたら、肩を引き寄せられた


千颯くんの肩にもたれ掛かりながら、同じ方の手で髪を梳かれる

ドキドキと心地いい鼓動があたしの中に駆け巡る

千颯くんだけがくれる温かいドキドキ


あぁ・・・今あたし千颯くんの隣に居るんだなぁ~、と思っていたら


「もぅ、無理」

「ぇっ・・んんっ・」


あっと言う間に唇に温かい感触が降ってきた




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