バレンタインの憂鬱
「「内緒!!」」



私達二人は同時に言った。


「え〜ずるい!私言ったのに!」


奈央が怒る。


「ごめんって、でもまだあげるか決めてないからさ。」


「私も悩んでるから。あげるって決めたら奈央に教えるよ。」



「え〜…。」


奈央はまだ納得してなさそうだった。



「じゃあ…またね!!」


「また明日ね。」


私と愛はそう言って部室を走り出た。





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