リミテッド・ストーリー

「レア・・・いくらなんでも唐突過ぎ・・・」
「だって~・・・」
「御免なさい・・・」
「え?」
「僕は・・・今はこの街でしか生きれない理由がある・・・」
「・・・生きれない理由・・・?」
「・・・」
「・・・レア・・・無理に・・・聞くな・・・」
「コス・・・」
「事情は・・・誰でも話せるわけは・・・ない・・・」
「・・・そうね」
「・・・」
「ダレン君。無理に誘ってゴメンネ。でも、気が向いたら何時でも来てね!」
「・・・考えてみます」
「うんっ」
「じゃあ、他の薬店を探しましょう」
「そうね」
「・・・大麻は解剤でも効かないよ?」
「え?」
「この世界の大麻は・・・生の薬草しか効かないんだと・・・」
「・・・へ」
「それを探してたの?」
「・・・え、ぇえ・・・」
「・・・」
「・・・バカレア・・・」
「・・・うふ★」

 ドゴーン

「・・・」
「じゃあ、その薬草って何処にあるか分かる?」
「旧来の谷・・・」
「きゅ・・・きゅうら・・・い!!?」
「あんなとこに・・・」
「コスの為よ!ぐだぐだ言ってる暇ないわ!!」
「レア・・・」
「じゃあ行くわよ・・・!」
「よぉーしっ」
「ダレン君・・・何時でも待ってるわ」
「・・・はい」
「っしゃ!いくで!」

 タッ
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