初雪が、温もりでとけたとき
君の温もり



ベッドから見える窓の外には、今日も雪が降ってた。



「また…雪。」



悲しくつぶやくと、コンコンとドアのノック音が耳に入った。
雪乃が「はい。」と返事をすると、ゆっくりとドアが開き、お母さんがたずねる。



「今日も、学校休む?」


「うん。ごめんね。」


「休みたいときは休みなさい。じゃあ、なにか持ってくるわね。」



お母さんが優しく笑って、ドアを閉めたのと同時に、雪乃の大好きな歌手の声が耳に入った。



「千佳ちゃんだぁ…。」



[雪乃、大丈夫?(>_<)
もう3日目だよp(´⌒`q)
でも、今日は雪乃のお見舞いいくからねっo(^-^)o]



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