君に恋すること
5眼目が終わり、
6眼目は移動教室。





「鈴夏いかねぇの?」
「あ、先行ってて」
「わかった」






気づけば1人になってた。




この1時間であたしは
たくさん知ってしまった。






移動教室などは、
主に篤希と移動してたから…
あたしは…。





気づけば涙が出てた。




「1人だったんだ…」





篤希がいなくなったら…
あたしは1人なんだ。





女友達…
あたしにはいない。



篤希でいっぱいだから、
女子になんて眼中になかった。




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