アズライト

知らない場面






 Az『何でSero ?』
キョトンとした表情をする

俺は皆がいる所から少し離れた岩場に座った
アズを手招きすると、前に立った

Maxim『仲いいし、つきあってるのかと思ったからさ 』

 Az『Seroは同期だよ
前のゲームからずーっと一緒にやってる 』

Maxim『それは聞いた事あるな
まあ オタクばっかのヘンな世界で、普通の話出来るし、Seroはいいよね 』

 Az『なにそれ 』

Maxim『事実でしょ』

 Az『自分だってこの世界で遊んでるじゃん。じゃあ Maximは趣味何なの』

Maxim『映画とバイクかな ハーレー乗ってるw 』

 Az『だから? 』


「……何怒ってんだこの女」

キーボードを打つ手が早くなる

Maxim『何怒ってんだよwアレか?www 』

 Az『Maximが変だよ 』

Maxim『 何が 』

 Az『Maximってどこ住んでるんだっけ 』

Maxim『阿尾森 』

 Az『なんだ田舎もんじゃん 』


……
Maxim『アズは東京か?
あんな空気悪い所住みたくねえな 田舎で結構です』

 Az『なんか他の人の事オタクとか持ってる物とか、ずいぶんセンミンイシキ持ってるから
どこの都会なセレブなお坊ちゃまかと。』

Maxim『お坊ちゃまかもねw
モテますよw 』

 Az『お金でよって来てるだけじゃないの? 』






 気がついたら
足でテーブルを思い切り蹴っていた


AMaxim『おまえ…俺にそれだけの事いうなんて相当だよw 初だわ』

Az『言われた事ないんだ 』

Maxim『だから、携帯教えろってw お前さあ、結構遊んでるだろ』

 Az『遊んではいないけど、家出してた事はある
携帯は教えない 』

Maxim『なんだ 男いんのかw 』

Sero『 Az  』




ゆっくりと
騎士姿のSeroが歩いて来た





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