冷血がーるの恋物語。





「ま、そうだよね。莉空ちゃんそーゆうの、嫌いそうだし。」





唇を尖らせて拗ねる様子に少し、ドキッとした。




小さい頃の、記憶に残っている大河も確かこんな顔をしていた気がする。



「(…萌えポイント?)」




「ねえ。」



首を捻りながら自分の台詞の馬鹿馬鹿しさに呆れていると、今度は椎に話し掛けられた。







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