再会
「え?そんな…悪いですから…」


「さ、菜乃花ちゃん行こうか」


俺は菜乃花ちゃんの手を握ったが、菜乃花ちゃんの方から俺の人差し指を小さな手で握り直した


結局、菜乃花ちゃんを挟んで、俺と彼女


あ〜これってどう見ても仲良し家族だよな


良いなぁ〜


菜乃花ちゃんは俺の事を何となく覚えていたのか、彼女が先生と呼ぶからか、警戒もせず、なついてくれた


3人で手を繋ぎ、ペットショップから少し離れたデパート内のオモチャ売り場へ向かう


真ん中の菜乃花ちゃんは嬉しそうにはしゃいでいた





< 31 / 130 >

この作品をシェア

pagetop