雨女がくれた恋の奇跡
俺は電話を済ませて、アイリが待っているファミレスへと戻って、行った。


私は注文した料理を食べていた。


「島田さんから電話だったのぉ?」


「ちょっと悩みがあって、俺に相談してきたんだ」


「そうなんだぁ〜」

「それとデート代は割り勘だからねぇ光!」


「そうだね。そうしょうね」


注文した料理を食べ終えて、


「あぁ〜お腹いっぱい」となっても私は人間じゃないので、いくら、人間のごはんを食べても栄養にはならないだよねと心の中で思っていた。


「私は光といて幸せだよぉ」


「そうなんだ〜」


「俺といて幸せなんだ〜どんな感じに?」


「光と一緒にいると落ち着くんだよね」


「温かい感じがしてさぁ」

「アイリありがとう」


「私は毎日でも逢いたいよぉ」

「そうだね〜」


「海に行ったり。映画を見に行ったり。遊園地へ行ったり。公園で散歩したりして、たくさん思い出を作ろうね」


「時間があるときは毎日でも逢おうね!」


「そろそろ店でようか〜」

「そうだねぇ光」


ふたりは割り勘でお会計を済ませて、私と光はお店を出てから、


俺はアイリに手をつなごうと言った。


「ねぇアイリ。手をつなごうか?」


「いいよぉ光」


時計を見たら、時間は夜の9時だった。
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