雨女がくれた恋の奇跡
第7章光を待っていたアイリ
「光。遅いね」


私は独り光が帰ってくるのを待っていた。


俺は真っすぐ家に帰った。

「アイリさん。俺のアパートの前で待っていたりして・・・」


「今日の朝に電話で俺の家で待っているって、言っていたから、もしかして・・・」


俺はアイリに電話をかけてみた。


「もしもし綾野だけど」


「光!私は光の家の前で光が帰ってくるの待っていたんだよぉ」


「早く逢いたいよぉ」


「待ってて早く帰るから」

俺は走って帰った。


「アイリお待たせ!」


「光。逢いたかったよ」


アイリは俺に抱きついてきた。


「おぉアイリどうしたんだ」


「光に逢いたくて逢いたくて仕方がなかったのぉ」


「ごめんねアイリ」


「待たせてしまって」


俺に抱きついてきたアイリを俺は強く抱きしめた。


強く抱きしめたあとに俺はアイリに


「家に上がっていかない」と俺は誘った。


私はうれしくて、


「よろこんで」と言った。

「はいどうぞ」


「ちょっと散らかっているけど」


「どこでもいいから座ってね」


「今コーヒーを入れるから」


「ちょっと散らかっているよね」
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